虫歯予防のためには歯磨きやフロスが欠かせないものですが、食後にシュシュっとお口をすっきりさせたい時に便利なのがマウスウォッシュ(うがい薬)です。
ですが、市販のマウスウォッシュには体に害となる成分が含まれていたり、実は口内環境の改善にあまりよくないという研究も出ています。
例えば、英プリマス大学の研究(1)では、被験者に最初の7日間はプラセボのマウスウォッシュ(実はただの水)を、8日目からはクロルヘキシジン入りのマウスウォッシュを使ってもらいました。
※クロルヘキシジンとは、市販のマウスウォッシュの成分に一般的に使われているものです。
各期間の後に口内の環境を調べたところ、クロルヘキシジン入りのマウスウォッシュを使った後の方が、ただの水でうがいした時よりも、口内の悪玉菌が増え、善玉菌が減り、酸性度が上がっていたことが分かりました。
腸内環境を健康に保つには、善玉菌と悪玉菌のバランスが取れている必要があるといいますよね。これと同じように、口の中の細菌バランスも善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれている必要がありますが、一般的なマウスウォッシュだと本来なら口内を健康に保つはずである善玉菌まで一緒に殺してしまい、逆に虫歯ができやすい環境を作ってしまう可能性があるのです。
市販のマウスウォッシュ(うがい薬)には、口内環境や体にとって有害な成分が含まれていることがあります。口の中は粘膜で出来ています。粘膜はそこに付着しているものを素早く吸収しますので、口内に触れるものはすぐに吸収され、血流に乗り、体の中のあちこちに影響を及ぼします。
このため、そもそも食べられない成分が入っているマウスウォッシュや歯磨き粉を使うこと自体が問題なのです。
以下が、マウスウォッシュに含まれる代表的な有害な成分です。
最初の口内環境の研究でも触れましたが、クロルヘキシジン・グルコン酸塩は消毒薬として優秀ではあるものの、口内の全てのバクテリアを殺してしまいます。悪いバクテリアと共に、良いバクテリアも殺してしまうので、口内のpHバランスが酸性に傾きやすくなり、虫歯ができやすい環境を作り出してしまいます。
また、クロルヘキシジン・グルコン酸塩が高血圧(2)や心疾患のリスクを上げる(3)という研究もあります。
エタノールはマウスウォッシュにあのピリッとした感覚をもたせる成分です。これもクロルヘキシジンと同じく、口内の全てのバクテリアを殺してしまいます。歯科医の中では、マウスウォッシュに含まれるアルコールの一部は、口腔がんのリスクを上げることがあるとして、警笛を鳴らしています。
もちろん、普段からアルコールを飲む人もいますが、飲むときは食道を通過するだけで、30~60秒ぐじゅぐじゅすることはありませんよね。
また、多くのマウスウォッシュはワインやビールなどよりもアルコール度数が高いことがあります。
サリチル酸メチルは味を出すために添加されるものですが、口内の血管を膨張させることがあり、歯肉炎の原因になることがあります。
また、サリチル酸メチルは子供には猛毒となりうることがあり、米国では「子供の手の届かない所に置いてください」「過剰摂取の場合は毒物管理センターに連絡するように」等の表示を入れることがFDA(アメリカ食品医薬品局)によって義務付けられています(4)。
その他、市販のマウスウォッシュにはラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、フッ素、サッカリン、パラベン、トリクロサン、他の国では使用が禁止されていたり制限されていたりするものが平気で含まれています。
着色料も、長期に及ぶ使用は身体に害になるものもあります。そもそも何で青や緑色をしているの?!と思いますよね。その着色料も、口内壁から体内に取り込まれるのです。
マウスウォッシュ(うがい薬)をお使いの方は、ご自宅にあるリ〇テリン、モ〇ダミン、ク〇ニカなどの成分をチェックしてみてください。上記の成分が含まれている場合、すぐさま捨てて、これからご紹介するDIYレシピに切り替えましょう!
私は何年も前から重曹(ベーキングソーダ)を使ったマウスウォッシュを使っていたのですが、食用のエッセンシャルオイルに出会ってからは、さらに美味しい(?!)マウスウォッシュを自作して、愛用するようになりました。
重曹(炭酸水素ナトリウム)は口内のpHバランスをアルカリ性に傾かせることで知られています(5)。
このため、食後や口内が酸性に傾きやすい食品(砂糖、乳製品、コーヒー、その他糖質全般など)を食べた後に、シュシュッとうがいするのに適しています。
重曹水だけでもいいのですが、ここにエッセンシャルオイルを加えることで、お悩みに合わせたマウスウォッシュを作ることができます!
※エッセンシャルオイルを使う際は、必ず食用OKのブランドのものを使うようにしましょう。口内の粘膜は素早くオイルの成分を吸収しますので、食用ができない(おそらく完全に純粋ではない)タイプのエッセンシャルオイルはおすすめできません。私のおすすめのエッセンシャルオイルメーカーについてはこちら。
350mlのメイソンジャー
重曹(食用)小さじ1
お好みのエッセンシャルオイル5,6滴
キャリアオイル(食用)小さじ1
※オリーブオイル、アボカドオイルなど、常温で液体のものを使用するようにしましょう。通常のココナッツオイルだと水道管を詰まらせる可能性があります。
水
全ての材料をメイソンジャーに入れ、よく振ったら出来上がり!
使用前にも、蓋をしっかり締めてよく振ってから使います。
基本のマウスウォッシュ
ペパーミントオイル 5,6滴
基本のマウスウォッシュ
シナモンオイル 2滴
クローブオイル 1滴
フランキンセンスオイル 1滴
ワイルドオレンジオイル 1滴
ローズマリーオイル 1滴
※医師の診断に変わるものではありません。
※症状の改善をお約束するものではありません。
※使用するエッセンシャルオイルは、メーカーが食用も可能と表記しているものをお選びください。
※口内に不快感が生じた場合は、速やかに使用を中止してください。
何か食べたり飲んだりした後に、マウスウォッシュで約60秒間口をゆすぎます。
吐き出したら、そのまま口を水でゆすぐ必要はありません。
歯磨きをする際は、マウスウォッシュで口をゆすいでから数十分置いてからにしましょう。
※pHバランスをアルカリ性に傾かせてから歯磨きをします。
今回ご紹介したマウスウォッシュは簡単に作れますが、なくなるたびに自作するのも面倒に思えてくることがあるものです。
そんな時は、ドテラのオンガード マウスウォッシュがおすすめ。
天然由来を使用していて、アルコールも不使用。
この記事でご紹介しているオレンジ、クローブ、シナモン、ローズマリーなどのエッセンシャルオイルも含まれています。
忙しい時用にストックしておいてもいいかもしれませんね。
あなたもマウスウォッシュをエッセンシャルオイルで自作してみたくなりましたか?
自作した方が、市販のマウスウォッシュを買うよりも、ずっと安上がりです!
食用のペパーミントオイルは2000円前後で買えますが、15mlなら250滴使えるので、50瓶分も作れます。
一瓶で8~10回はうがいできますので、市販のマウスウォッシュを買い続けるよりもお財布に優しく、お口の健康にも最適です!
ぜひぜひ試してみてくださいね!
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